経済情報

本日の金融トピック

【トピックス】        
米5月NFIB中小企業楽観視数:94.4(予想92.5、前回90.9)

米4月卸売在庫(確保):+0.3%(予想+0.4%、前回+0.4%)

レーンECB専務理事:
「ユーロ圏はデフレの危険性も増大している」

ホーガン欧州連合議員:
「ボーイングへの補助金に対し、EUは報復する選択肢を持つ」

シュナーベルECB専務理事:
「金利の引き下げは今後のオプションとして残っている」

ハセット・ホワイトハウス経済顧問:
「6月に350万から400万の雇用が増加すると予想」
「指標の回復が続いたとしても、経済へのさらなる刺激が必要」

【米株式、債券市況】

NYダウ平均 27,272.30(-300.14)
ナスダック総合 9,953.75(+29.01)
米10年債利回り 0.824(-0.060)
【為替相場】

ドル円107円台後半。FOMCを控えてドル円はじり安の展開

東京時間:
ドル円は108円台半ばでスタート。日経平均株価が軟調に推移する中、
米長期金利の低下もあってドル円はじり安の展開。午前中に一時107円
台を付けた後は一旦小幅に反発するも、その後は108円丁度付近で上下
する展開が続いた。

海外時間:
ドル円は108円丁度付近での小動きが続くも、NY入りにかけて米10年債
利回りが0.8%近辺まで低下する局面ではドル円は日中安値を更新。
その後は米株が軟調に推移したこともあり、一時107円60銭台を付ける
場面も見られた。

<今後の材料>
FOMCを控えてこれまで売られていた円は買い戻しが進み、広い通貨に対
して円高が進んだ。

FOMCは経済見通し及びドットチャートに注目が集まる。経済の混乱から
3月の発表は見送られており、12月公表のものからは大きく様変わりし
ていることは間違いない。政策金利は長期に渡ってゼロ近辺が維持され
ると見られ、これまでの当局者発言を補強する内容となるだろう。経済
見通しの内容次第では一時的にセンチメントが悪化すると予想されるが、
低金利が長期間続くことが確認できれば株価にとってプラスであり、次
第にリスクオン及びドル安傾向になると予想する。

本日のドル円予想レンジ:107円00銭~108円50銭

【香港市場】
ハンセン指数(前日終値) 25,057.22(+280.45)
HKD/JPY(海外市場CLS) 13.90

【オフショア人民元相場】
オフショア人民元1年物スワップ幅(執筆時気配値):+1140/+1190

Source: Bloomberg