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ビットコイン、急上昇!今後2年で仮想通貨ビットコインは17万ドルに達する!実現するのか?

今後2年で仮想通貨ビットコインは17万ドルに達する!実現するのか?

ビットコインは、現在$18,500~$18,800で推移している。ブルームバーグ仮想通貨アナリストであるマイク・マクグローン氏は、ビットコインで強気な見方をしており長期的にはビットコインは強気の動きとなると予想する。

同氏曰く、”今年のビットコインはシンプルだ。昨年末には$7,000前後だったことを思い出してほしい。将来の値動きを示す過去のパフォーマンスを見ると数年後には現在の数字にゼロが追加されることしか興味がない”とのことだ。

マクグローン氏は、ビットコインの将来的な価格は言及しなかったが、17万ドル〜18万ドルに達すると予想しているようだ。

また以下記事の通りシティバンク幹部が、顧客向けにビットコインの価格上昇について、リップサービスの一環としてレポートを提出しているようだ。

米金融大手シティバンク幹部、ビットコイン2021年末までに3,000万円超えは現実的か。

米金融大手シティバンク幹部が、1970年代のゴールド市場と現在のビットコインの類似点をレポートにまとめた様だ。

またフィッツパトリック氏は、レポートでビットコインの週足チャートを示しつつ、過去の高値と安値のテクニカル分析から、ビットコイン価格は論理的には2021年12月までに31万8,000ドル(約3,300万円)になる可能性があるとしている。

以上から同氏は、チャート分析のチャーチストの様に伺えるが、週足のみでビットコインの将来予測を判断するのは、若干理由として弱い印象を受ける。

今後のビットコインの価格上昇の行方(著者の見解)

先ず当方のビットコインの経歴として、2014年~2015年頃からビットコインを購入し、ビットコインに関する様々な動向を注視してきた経験を踏まえた上で見解を共有したいと考えている。投資としては、ビットコインのタイミングが、2014年頃では若干遅いことは重々承知しているが、その後ビットコインの動向は、ある程度分析してきたつもりである。

本サイト読者には、投資で失敗して欲しくないので、上記紹介したような心地良い一般情報について信じることはなく、投資をする前に疑う目や調査する目を自身で養って頂きたい。

強気なレポートや情報が世の中に多数氾濫する背景として、ビットコイン上昇に伴い、更なる上昇を望む投資家(著名人やアナリスト)が自身の利益を追求し、強気な意見や見解をメディアに理由付けをして述べるからである。そして、その情報を信じ、あらゆる参加者が増加し、マーケットは過熱し、バブルが起きる。その後、急激な新高値を付けて暴落が起きるのが一般的な流れだ。

それは、ビットコインでも同様の事が起きており、2017年12月$19,783の高値を付けて暴落が発生している。

参考までに2017年後半~2018年に強気であった方々の意見の一部を以下の通り纏めてみたい。何れもビットコインの価格上昇に伴い、更なる強気な価格上昇の記事を掲載している。

① 原文訳:仮想通貨ウォレットTenXの創業者であるジュリアン・ホスプ氏曰く、ビットコインの上昇は今後も継続し2018年には$60,000に到達するとの見解を述べている。

 

原文訳:米大手ヘッジファンド、フォートレス・インベストメント・グループの元ヘッジファンドマネージャーのマイケル・ノボグラッツ氏曰く、ビットコインは2018年末までに$40,000に到達するとの見解を述べている。 

 

原文訳:アウトライヤーベンチャーズのCEOジェミー・バーク氏曰く、仮想通貨市場は去年を上回る強気相場となり、時価総額が約数兆ドル規模に到達する可能性があると述べている。

仮想通貨取引所ゲートコインのトーマス・グラックスマン氏は、2018年に技術発展や仮想通貨関連の新商品がビットコインの価格を$50,000まで上昇させると予想している。

以上からビットコイン価格上昇と強気な記事掲載のタイミングは、相関性が非常に高いことが分かるだろう。そして、ビットコイン価格はご存知の通り暴落したのだ。

メディアでは、ビットコイン価格の上昇時には今後も上昇が継続するとの強気な記事が多く見受けられるが、下落時には暴落予想や仮想通貨に対して批判的な情報が目につく印象がある。要は、後付け配信である。

よって、先ず投資は自己責任であることを前提とし、メディアに踊らされることなく、中長期的な目線で自身の判断の元、仮想通貨に余剰資金で運用することは有益であると考えている。

Hiroshi Fuji、モナコ在住
個人投資家として、15年の日本株、外国株式(香港、中国、ベトナム、ドバイ)の運用経験を有する。2007年から日系銀行に勤務。経営企画、上場経験を得てモナコに移住。個人投資家向けに対して、日本株運用のアドバイスも行っています。
MBAホルダー、証券外務員、プライベートバンカー資格等。
 
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