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【経験談】あなたも遭遇するかもしれない!投資詐欺や詐欺師達の特徴とは!?

【経験談】あなたも遭遇するかもしれない!投資詐欺や詐欺師達の特徴とは!?プライベートバンカー”Hiroshi”が詐欺の見抜き方を解説!

こんにちは。モナコのプライベートバンク(PB)にてプライベートバンカーとして、富裕層向けに投資案件の紹介、資産運用や節税アドバイスを行っている”Hiroshi”といいます。

プライベートバンカーという仕事柄あらゆる職種の方と出会います。時折詐欺師と呼ばれる方に遭遇するため経験談を記事にします。

皆さんは、実際に投資詐欺に巻き込まれたり、詐欺師の特徴など分かりますでしょうか?自分は用心しているから大丈夫!無縁!と思っていないでしょうか?

いつか知人からの紹介等により信じて巻き込まれる可能性があるので、実体験を踏まえて投資詐欺の案件や詐欺師の特徴を説明します。

【実話】投資詐欺の案件

日本の知人から海外の仮想通貨詐欺に巻き込まれてしまった話を聞くことがあります。ここで言う詐欺とは、”資金を受け取った後、そもそも騙す意図があり返金しない事”と定義します。

投資詐欺案件の共通点は、高配当、元本保証等を謳い実体のないストーリー性や商品を作り上げ投資家を騙す流れになります。

以下が、実際に紹介された詐欺案件の一部となります。

【不動産関係】

・新興国フィリピンやカンボジアの不動産投資(ワンルーム、コンドミニアム:販売価格は、500万~3,000万円)、日本人向け投資(元本及び利回り保証との話)

→結果:実際不動産開発が行われず集団訴訟に発展。現在進行中で、現地で裁判を行っているがコロナで遅れ気味。日本人投資家は現地に渡航の必要がある。勝訴する見込みは難しく勝訴してもディベロッパーの資金が枯渇している等の理由により投資資金が戻る可能性は困難。

【仮想通貨、FX関係】

(1)香港での紹介案件。仮想通貨やトークンによるブルガリアの土地購入。

→結果:投資自体行われているか定かでなく投資家に元本還元されずに終了。

(2)FXや仮想通貨のアービトラージ案件(ポンジスキーム)、配当利回りは、毎月5%~20%を謳う。 

→結果:「大きな損失を出し配当を還元出来ない」と通告が運用側からあり元本返金及び配当はなし。集団訴訟に発展。日本人が日本人を騙す案件。

(3)仮想通貨マイニングへの投資案件(仮想通貨のマイニングに誘うマルチ商法) 

→結果:マイニングマシンに投資(購入)することで、「マイニングから得る仮想通貨を取引し、多額の収益が得られる」と営業し、投資家を募ったものの実際運用されておらず詐欺の主犯格は逃亡。 

(4)仮想通貨の草コインICO上場投資案件(投資結果、以下のパターンとなりました)

パターン結果1.未上場のケース:投資資金を返金せず案件自体が無くなる。 

パターン結果2.上場後横領のパターン:海外の草コイン(イニシャルはH及びP)上場後(ICO)にコインは暴落(99%損失)。

仮想通貨のプラットフォームが突如ストップし、仮想通貨は強制没収。その後、サイトは抹消し、当該ドメインは現在販売されている状況。(ドメイン販売サイト、お名前.com、Goddadyで販売中)

パターン結果3.上場後に計画的な上場廃止:海外の草コイン(イニシャルはW)上場後、1か月で上場廃止。

【事業投資】

・海外事業投資によりの高配当を謳う日本人オーナーによる事業出資(月1%配当還元)

→結果:日本人が日本人の投資家を募集し、配当は現在停止中。2018年頃から掲示板で詐欺と炎上。そして、現在集団訴訟に手続中。

その他にも日本株運用での運用利回り保証や元本保証案件等、色々あります。何れにもしても紹介者の立場もあり気分を害さないよう丁重にお断りしました。

【実話】詐欺師の特徴や振る舞い(実際に打ち合わせをした経験を踏まえて)

・コミュニケーション能力が高い。

(1)ノリが良く相手に心地よく感じさせる事が出来る。

(2)相手を信用させる能力が長けている。

(3)話すスピードが速く考えるスキを与えない。

(4)テンポの良い会話が出来る。

・人当たりが良くマメな人が多い。

・有名人に知り合いが多いとアピール。

・写真に写ることを嫌う傾向有。

・発言内容が良い事しか言わない。

・住所が複数存在。等

【注目】詐欺に合わないための3つの対処方法

(1)調査:インターネットで相手や商品に関する事実調査。

先方や商品の評判(噂の有無)、住所、経歴等、誠実な方か否か多角的に調べ尽くします。また業界に詳しい人がいればヒアリングも客観的な意見として聞きます。

ちなみに香港で日本人の経営者の懇親会に出席した際、目の前の方が詐欺師やネットで炎上しているのを見つけて驚いたことがありました。

(2)心構え:美味しい話を鵜呑みにしない。

投資する商品等に信憑性があるのか考える。スキーム的に問題無いか、担保はあるのか、基本的に上手い話であれば自分で行うはずで、あなたをわざわざ誘うメリットは何か熟考しましょう。

(3)相手と接する時間を増やす。

→飲みに行ったりゴルフ等、相手と接する時間を増やすことで先方の人柄や誠実さが分かります。また相手から感じる雰囲気からも信用出来る方かどうか判断の材料となります。

まとめ

現役モナコのプライベートバンカーが、実際に見てきた詐欺案件や詐欺師の特徴を紹介しましたが、如何でしたでしょうか。

もしあなたが富裕層であれば本当にいい商品の紹介が先方から来ると思います。しかし、もし普通の方であれば、なぜ先方があなたにわざわざ良い商品(美味しい話)を紹介しなければならないのか、その意図を考えると詐欺に引っかかる可能性はかなり軽減されます。

皆さんの資産運用に有益と思える最新の情報配信を心掛けています。

補足説明:読者の皆様には、少し海外に視野を広げることでプロの間では、パフォーマンスの良い魅力的な商品や投資してはいけない商品があることを知って頂きたいため現役プライベートバンカーが金融・経済情報や投資に関する情報配信を行っております。

Hiroshi Fujiについて

モナコ在住。モナコの現役プライベートバンク(PB)、ファミリーオフィス兼務、また個人投資家として、15年の日本株、外国株式(香港、中国、ベトナム、ドバイ)の運用経験を有する。

投資案件調査、資産運用や節税アドバイスを行っています。2007年から日系銀行に勤務。経営企画、上場経験を得てモナコに移住。個人投資家向けに対して、日本株運用のアドバイスも行っています。

海外院卒MBAホルダー、証券外務員、プライベートバンカー資格 等。
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