経済情報

本日の金融トピック 2020.6.19

【トピックス】
米新規失業保険申請件数:
150.8万件(予想129.0万件、前回154.2万件→156.6万件)

米6月フィラデルフィア連銀サーベイ:
27.5(予想-21.4、前回-43.1)

米5月先行指数:
前月比+2.8%(予想+2.4%、前回-4.4%→-6.1%)

英中銀金融政策委員会:
資産買入枠を7,450億ポンドに増額
第2四半期GDPの落ちこみは想定ほど悪化しない可能性

ベイリー英中銀総:
「政策会合でマイナス金利を議論しなかった」

トランプ米大統領:
「中国は新型コロナウイルスの拡散促した可能性」
「米国のパンデミックは終わりに近づいている」

ポンペオ米国務長官:
「中国は第1段階貿易合意の完全な履行をあらためて約束」

【米株式、債券市況】
NYダウ平均 26,080.10(-39.51)
ナスダック総合 9,943.05(+32.52)
米10年債利回り 0.707(-0.026)

【為替相場】
ドル円106円台後半。ドル高・円高が進み、小動きが継続

東京時間:
ドル円は107円丁度付近でスタート。米長期金利の低下につれて106円70銭台まで下げるも、その後は106円90銭を中心に小動き。軟調な株価もあって、ドル円は終始小動きが続いた。

海外時間:
米長期金利の上昇に伴って一時107円12銭の日中高値を記録。しかし、米長期金利がピークアウトするに連れてドル円はじり安の展開となり、106円67銭の安値を付ける場面も見られた。売り一服後は小幅に値を戻し、107円丁度付近での値動きが続いた。

<今後の材料>
特段の材料に欠ける中、軟調な株価もあってドル独歩高の展開。また、円も広い通貨に対して買われ、ドル高・円高の流れからドル円は方向感に欠ける値動きが続いた。

テキサス州やフロリダ州など、米国ではコロナ感染が再拡大している。株式相場の過熱感は後退しており、今後はコロナの影響を見極める時間帯となりそうだ。ドル円も方向感に欠ける値動きが続くと予想されるが、これまでの株価上昇が速かっただけに株価動向には注意を払いたい。

本日のドル円予想レンジ:106円40銭~107円40銭

【香港市場】
ハンセン指数(前日終値) 24,464.94(-16.47)
HKD/JPY(海外市場CLS) 13.79

【オフショア人民元相場】
オフショア人民元1年物スワップ幅(執筆時気配値):+1230/+1280

Source: Bloomberg