経済情報

本日の金融トピック 2020.6.8

【トピックス】        
中国5月輸入額:
 前年比-16.7%(予想-7.9%、前回-14.2%)

中国5月輸出額:
 前年比-3.3%(予想-6.5%、前回+3.5%)

中国5月貿易収支:
 629億ドル(予想414億ドル、前回453.4億ドル→453.3億ドル)

米5月非農業部門雇用者数:
250.9万人(予想-750.0万人、前回-2,053.7万人→2,068.7万人)

米5月失業率:
13.3%(予想19.0%、前回14.7%)

米5月平均賃金:
前月比-1.0%(予想+1.0%、前回+4.7%)

クドロー米国家経済会議(NEC)委員長:
「(香港・コロナに関し)追加の対応あるだろう」
「我々は貿易合意に関し、中国と向き合っている」

中国人民銀行:
「国際的な金融センターとしての香港を支援する」

香港財政官:
「中国本土の支援を受けて米ドルとのペッグ制を防衛する用意が出来ている」

OPECプラス:
減産延長を1ヶ月間延期

【米株式、債券市況】

NYダウ平均 27,110.98(+ 829.16)
ナスダック総合 9,814.08(+ 198.27)
米10年債利回り 0.905(+0.085)

【為替相場】
ドル円109円台半ば。強い米雇用統計を受けてドル円は上昇東京時間:
ドル円は109円10銭付近でスタート。日経平均株価が続伸する中、ドル円は
米雇用統計を控えて小動き。終始109円台前半での小動きが続いた。海外時間:注目の米雇用統計は市場予想を大幅に上回る良好な結果。市場ではリスクオンの動きが強まり、ドル円は109円60銭付近まで急騰。その後米株が大幅高で寄り付くとドル円も一段と上げ幅を拡大し、ドル円は一時109円80銭台を記録する場面も見られた。
<今後の材料>

非農業部門雇用者は本当に予想外の増加となり、ロックダウン明けの米国経済の素早い回復を確認する結果となった。リスクオンの流れから円は広い通貨に対して売りが進み、ドル円は一時109円台後半まで値を上げた。

実体経済の回復が確認できるまで中銀・政府は市場や経済に対する資金供給を続ける、との思惑から現在の過剰流動性に基づいたリスク資産の上昇は続き易い。ドル円についてはリスクオンのドル売りが上値を重くしながらもじり安の展開となりそうだ。

気がかりなのは最近の米長期金利の上昇(ベアスティープ)だが、先週末にFRBは国債の買い入れ額を1日当たり45億ドルから40億ドルに減額することを決定した。“長期に渡る低金利”が株高を支えているだけに、今週のFOMC次第では一時的な株価の調整が起きる可能性はゼロではないだろう。

本日のドル円予想レンジ:109円00銭~110円00銭

【香港市場】
ハンセン指数(前日終値) 24,770.41(+404.11)
HKD/JPY(海外市場CLS) 14.14

【オフショア人民元相場】
オフショア人民元1年物スワップ幅(執筆時気配値):+1180/+1230

Source: Bloomberg