経済情報

本日の金融トピック 2020.8.4

日経平均 22,521.17(前日比+325.79)
USD/JPY 106.09/14
CNH/JPY 15.18/21

LDN-NYC
HIGH
LOW
CLOSE
USD/JPY
106.47
105.58
105.96
USD/HKD
7.7507
7.7500
7.7505

【トピックス】
中7月財新製造業PMI:52.8(予想51.1、前回51.2)

独7月製造業PMI(確報):51.0(予想50.0、前回50.0)

欧7月製造業PMI(確報):51.8(予想51.1、前回51.1)

米7月製造業PMI(確報):50.9(予想51.3、前回51.3)

米7月ISM製造業景況指数:54.2(予想53.6、前回52.6)

中国外務省:
米国の中国ソフト会社へのいかなる措置にも反対する

トランプ米大統領:
「Tik Tokは9/15までに売却なければ米営業禁止」

ナバロ米大統領補佐官:
「Tik Tokの買収にマイクロソフトは不適の可能性」

【米株式、債券市況】

NYダウ平均 26,664.40(+236.08)
ナスダック総合 10,902.80(+157.52)
米10年債利回り 0.554(+0.018)

【為替相場】
ドル円106円台前半。ドル堅調の中、ドル円も106円付近で推移

東京時間:
ドル円は105円台後半でスタート。先週末のドル高を引き継ぎ、仲値にかけ
てドル円は106円40銭台まで急騰。しかしその後は反落し、上げ幅を解消す
るとその後は105円台後半でもみ合い。

海外時間:
欧州時間に入りユーロが売られだすと、ドル高の流れが進行。105円60銭台
で推移していたドル円はこの流れに連れて106円台を回復。NY入りするとド
ル円は一時106円47銭の高値を記録した。その後はユーロ安が一服すると、
戻り売りもあってドル円は106円丁度付近まで小幅に下落。

<今後の材料>
昨日はドルが堅調に推移したことで、ドル円は106円丁度付近で底堅く推移
。ドルの受け皿となっていたユーロや豪ドル等が軟調に推移したことで、
一方的なドル安は収束の気配を見せている。

ドル安の要因が実質金利の低下とすれば、長期的な方向性は各国の経済動向
次第となる。昨日は各国PMIおよび米ISMが発表されたが、グローバルな景気
回復を示唆する結果となった。コロナ第2・3波の影響から今後も改善が続く
と考えるのは楽観的なものの、各国株価が堅調にしていることからも、市場
は景気回復に期待していそうだ。今後、米10年債利回りが反転するようであ
ればドル高(円安)基調に転じる可能性はあるものの、FRBの金融政策を踏
まえるとその程度は不明であり、一方で一段と実質金利が低下するようであ
れば再度ドル安の流れに戻る可能性もあるだろう。

本日のドル円予想レンジ:105円50銭~106円50銭

【香港市場】
ハンセン指数(前日終値) 24,458.13(-137.22)
HKD/JPY(海外市場CLS) 13.69

【オフショア人民元相場】
オフショア人民元1年物スワップ幅(執筆時気配値):+1490/+1540

Source: Bloomberg